巻き爪の治療〜コットン〜
今回は自分で出来る巻き爪の治療ということで、コットンパッキングについて詳しくご紹介したいと思います。
軽度の巻き爪は、爪を指の肉が隠れるまでしっかりと伸ばし、その後深爪をしなければ治ることもあります。しかし爪のカドが肉に当たっている場合、伸長が妨げられますし、何より痛いですよね。
そこでコットンパッキングの登場です。カドと肉の間にコットンを挟めば、痛みを軽減しつつ爪を伸ばしていくことが出来ます。
やり方は簡単で、尖ったピンセットを使い、コットンをカドの下に詰めていくだけです。一度にたくさん詰めると爪が割れてしまうことがあるので、何日かかけて少しずつ詰めましょう。詰めるコットンの総量は、だいたい米粒大で良いそうです。
ちなみに人の足の爪が伸びる速度は、一か月に約２ミリなのだとか。深爪のひどい人は、コットンパッキングを終えるまで数か月かかると考えられますね。ペディキュアなどのおしゃれは、当分お預けとなりそうです。
しかし、痛みが少なく、コットンとピンセットさえあれば出来るのですから、巻き爪の治療としては試す価値ありと言えます。コットンを詰め始めた当初は少し痛いのですが、毎日続けていくことで徐々に肉が押され、隙間が出来ていくそうです。
ただ、個々人の爪の強度等によっては、コットンパッキングが適さないことも考えられます。痛みが増した・痛みが引かないという場合は無理をせず、病院で治療を受けましょう。巻き爪を専門に扱っている、皮膚科や形成外科などで治療を受けたいところです。