巻き爪なら皮膚科?

巻き爪は、皮膚科・形成外科・整形外科・外科で治療できます。「その内の何科にかかるのが一番良いのだろう・・・」と皆さん迷われるのですが、考えてみれば爪は表皮細胞が変化したもの。巻き爪の治療には、皮膚科こそが最適なのかもしれませんね。

爪は皮膚の表皮細胞が角化し、死滅して堆積したもので、その点は髪の毛と同様です。最近では薄毛や抜け毛など、髪のトラブルも皮膚科で治療することが多いですよね。

特に、巻き爪は爪白癬が原因で起こることがあります。白癬とは水虫のことで、こちらはまぎれもなく皮膚科の担当。巻き爪で「そういえば白癬かも?」と思い当たる方は、まず皮膚科に相談されるのが良いでしょう。

爪白癬は白癬菌が爪の下に入り込むのですが、特に足の親指に多いのだとか。爪が弾力性を失い変形しやすくなりますし、炎症やむくみによる圧迫も、巻き爪を誘発します。

爪の下は水分が多く、ケラチンが豊富で菌にとっては格好のすみかです。本来は菌の侵入が起きにくい場所なのですが、足白癬がある場合そこから菌が供給される為、爪白癬にもなりやすいのだそうです。

それにしても、皮膚科って結構たくさんありますよね。大都市はもちろんその他の地域でも、街を少し歩いただけで何軒も皮膚科が見つかる、ということは珍しくありません。

医療が行き届いているのは素晴らしいことなのですが、「どの皮膚科で治療しよう?」というぜいたくな悩みが発生してしまいます。

出来ればHPを確認し、巻き爪治療の実績があるところを選びたいです。