その他の巻き爪原因

巻き爪の原因は、実は靴や深爪だけではありません。どんな病気もそうなのですが、原因をしっかり踏まえることは、治療の第一歩ですよね。

「靴選びや爪切りの仕方に注意しているけれど、やっぱり巻き爪・・・」という方は、下記をご覧になってみてください。治療のヒントが見つかるかもしれません。

爪白癬
白癬菌に感染すると、周囲の肉が炎症やむくみを起こし、爪を圧迫するので巻き爪になりやすくなります。また感染により爪の弾力性が損なわれ、変形しやすくなることも巻き爪を誘発します。

急激な体重増加
体重が増えると、足裏のアーチが体重を支えきれず、潰れて平らになってしまうことがあります。すると指に力が入らず上を向くようになり、指先が靴に当たるので、巻き爪が起こりやすくなります。

遺伝
もともと爪が薄く、柔らかい人は巻き爪になりやすいといいます。またフットケアの専門家によると、指の形もカギなのだとか。巻き爪になりやすい指の形というものがあり、それが親から子に受け継がれることが、巻き爪体質のひとつの原因と考えられるそうです。

確かに、親子で指の形がそっくり、なんてことは多いですよね。また余談となりますが、爪切りの仕方も親子で同じになることが多い気がします。親の切り方が深爪なら、その通りに子供に教えてしまいますよね・・・。

外傷
指先をぶつけたり、重いものを落としてしまったりすると、指先の肉が炎症やむくみをおこします。これにより爪が圧迫され、巻き爪になります。